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原作販促アニメという存在が歴史を逆行させる

      2015/10/17

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アニメが放送され、人気になり、原作マンガがバカ売れするが、

円盤がちっとも売れない現象があります。

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おかげで、せっかく人気アニメを作ったのに、円盤が売れず、儲からない。

アニメ業界が儲からないのは、結局、円盤が売れないからです。

さて、今回はアニメという存在を深堀していき、元々アニメはどういう目的で作られ、

現在アニメ業界が儲からない理由を説明し、今後の戦略案を記事にしました。

 

その1 原作は売れるけど円盤が売れない理由
その2 販促映像からアニメコンテンツへ
その3 アニメは再び販促映像へ逆行する!?

 

それでは、その1から順に説明していきます。

 

 

その1 原作は売れるけど円盤が売れない理由

円盤が売れない理由は、値段が高い、顧客ターゲットが異なる、そもそも需要がないなど

様々かと思いますが、アニメがきっかけで原作が売れたということは

原作自体はコンテンツとして魅力がある証拠でしょう。

 

アニメというプロモーション効果で、多くの視聴者に知られたことで、

これまで潜在化していた面白いマンガが発掘され、売上が上昇した。

ここに異論はないと思います。

 

原作がつまらなければ、アニメもつまらなくなり、売れませんからね。

 

なのに、アニメの円盤が売れないのは、コンテンツ自体の魅力がないというより、

コンテンツ価値と値段が釣り合っていない、

具体的に言うと、1巻7000円ほど出すほど、アニメの円盤を買いたいと思えない人がいるのが原因でしょう。

アニメの円盤は「何度も見れるアニメのツール」と考えると、繰り返し見たいアニメ=面白いアニメという図式は必ずしも一致しないと思われますから。

 

その2 販促映像からアニメコンテンツへ

さてさて、アニメ円盤が売れない理由は述べましたが、アニメ自体には大きな長所があります。

 

それは、プロモーションとしてアニメは非常に優秀な手段である

という点です。

 

テレビというコンテンツを通じ、多くの視聴者に、動画で分かりやすく伝える。

アニメーションの本質はこの「分かりやすさ」です。

マンガという静止画を動画に再構成し、大衆向けコンテンツに変換する。

それがアニメです。

 

昔はアニメは玩具の販促のために作られました。

玩具を売るためにアニメを作る。だから玩具を作る前提でキャラや小道具が設定されます。

アニメは脇役だった時代です。

ガンダムはそれに逆らった作り方をし、「玩具のプロモーション映像」から「ガンダムというアニメコンテンツ」を誕生させました。

玩具ではなく、アニメ自体にお金を払うようになったのです。

脇役が主役になった瞬間です。

 

その後、「販促映像」から「アニメコンテンツ」と移り変わり、

ビデオ・DVD・Blu-rayといったアニメ自体を商品にし、会社は経営をしてきました。

しかし、時代は移り変わりました。

ネットの発達により、アニメは無料で見れるようになりました(違法視聴も含む)

言い換えれば、「店頭に売っていた商品を、お客さんが無料で持って行く」状態です。

正気の沙汰ではありません。

せっかく作った商品を無料で持って行かれるのですから。それはアニメ会社はドンドン潰れて行きます。

 

 

その3 アニメは再び販促映像へ逆行する!?

凋落し続けるアニメ業界は今後どうすればいいか?

その答えは、「アニメはプロモーション効果が高い」という利点にあります。

 

アニメの宣伝効果は現在でも健在です。

その証拠に最初に述べたように、アニメ効果で原作がバカ売れしています。

 

なので、アニメは再び販促映像に逆行すべきなのです!

玩具に限定せず、商品を宣伝するためにアニメを作成するのです。

 

販促効果は昔より効果が高いと思われます。

なぜか。

現在、アニメは(違法ですが)ネット上で無料公開されています。

それも全世界的に広がっています。

つまり、プロモーション効果は全世界です。

しかも、それら無料公開は素人が有志で勝手に行ってくれています

全世界的なプロモーションは通常は高額な広告費、宣伝費がかかりますが、

面白いアニメコンテンツを作れば、多くの素人が勝手に公開、宣伝をしてくれるわけです。

 

これほど、低コストで拡散性の強いプロモーションはないと思います。

販促のための映像なんて作りたくないアニメ会社もあるかと思いますが、

販促丸出しの映像は意味がありません。顧客は露骨な宣伝には拒否反応を示します。

 

なので、アニメとしての質を高め、アニメ目的で多くの人に見てもらい、

その映像の中で、うまく宣伝するものを紹介する、という非常に巧みなコンテンツ作りが必要になります。

簡単なやり方でないですが、アニメ自体を作る側・プロモーション側が分かれ、

それぞれが最高のものを作り出すという職人冥利に尽きる方法ではないでしょうか?

 

まとめ

アニメ円盤が売れないのは、ネットで無料で見れるようになったためです。

おかげで多くの人が無料でアニメを見れるようになりました。

今度はその利点を利用しましょう。

 

プロモーション・アニメの復活。

これこそが、アニメ業界の新たな戦略ではないでしょうか?

 

感謝

 

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